LIVE HACKS!
今を大切にして成果を5倍にする「時間畑」の法則
書誌
| text | 唯野 |
| author | 大橋悦夫 |
| publisher | ゴマブックス |
| year | 2008 |
| price | 1500+tax |
| isbn | 978-4-7771-0950-0 |
履歴
| 2008.10.11 | 読了 |
| 2009.4.6 | 公開 |
| 2009 | 修正 |
感想
時間の使い方に的を絞った本で lifehack 系ブログである「シゴタノ」の主宰者による本。小山龍介の『TIME HACKS』ほど小技に走らず、『ストレスフリーの仕事術』ほど大局的でもないという、両者の中間的な本となっている。どちらかといえば、GTD を著者なりの「時間畑」という概念でかみ砕き解釈し直した本だと思う。とはいえ、時間を畑から収穫するという発想は、いい方こそ違えレバレッジやリターンを得るという投資的なところの延長線上といえなくもない。
個人的には緊急性と重要性によるマトリクスにおける第 2 領域「重要だが緊急ではない」案件こそが備えのために必要であるという強調は同感であり、またその意識が弱かったと実感した点でよい勉強になった。しかし、手厳しくいえばそれ以外では『ストレスフリーの仕事術』のほうが実践的であると感じた。
抄録
3/6 cf.5
僕の意見はどちらでもありません。効果が出るまで続けなかったのが原因と考えています。もちろん、効き目のない本も中にはあるでしょう。でも、どんなに名著であっても、効果が出るまで続けなければ読まなかったのと同じです。-/-
「効果が出るまで続ける」というと、大変険しい道のりを連想させますが、ここで言いたいことは何が何でも達成すること、ではなく、目の前にあることを無理なくこなしていくことです。つまり、「今」を大切にする姿勢です。「今」を大切にし続けていれば、知らず知らずのうちに、「効果が出るまで続ける」ことになるでしょう。-/-
9
時間を「必要を満たす」果実と見なすのではなく、「必要を育てる畑」としてとらえ直すのです。従来の考え方が「時間果実」であったとしたら、この本では「時間畑」ということになります。時間果実が消費される時間なのに対して、時間畑は生産を旨とします。
27-28/33
-/-ぜひ「最優先課題書き出しワーク」を実践してみてください。お時間のない方は一分間でも構いません。一つでもいいので、とにかく今抱えている課題を書いてください。
ちなみに、僕自身は、このワークを毎朝の日課にしています。五分だけですから、どんなに忙しくてもノートとペンさえあればできます。-/-
ドラッカーは、『現代の経営』(ダイヤモンド社)の中で、「重要なことは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることである」と述べています。つまり、仕事を始める前に課題を書き出すことは、仕事のウォーミングアップになるのです。
37-39 cf.166
でも、第二領域に時間をかけることが「受動」モードから「能動」モードにシフトするための唯一の手段となります。なぜなら、周到な準備や予防策を講じることそのものが、相手に先んじる行為だからです。人間関係作りや勉強といった時間のかかる準備は、一朝一夕では身にならないがゆえに、人より早く、そして人よりも効果的な方法で取り組むことで、「能動」モードを維持することができます。
| 緊急 | 非緊急 | |
| 重要 | 第一領域 | 第二領域 |
| 非重要 | 第三領域 | 第四領域 |
42/44-45
まずはシンプルな形を意識します。例えば、次のような「心がけたいことリスト」を書き出したカードを持ち歩くようにします。
形式はどうあれ、とにかく自分にとって目につくところに重要なメッセージを仕込んでおくことは、もっともシンプルな「備え」の実践と言えます。-/-
具体的には携帯の待ち受け画面など。
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