滅びゆくジャーナリズム
書誌
| text | 唯野 |
| author | 本多勝一 |
| publisher | 本多勝一 |
| year | 朝日文庫 |
| price | 1996 |
| isbn | 2-261165-0 |
履歴
| 1996.9.18 | 読了 |
| 1996.9.18 | 公開 |
| 1999.10.30 | 修正 |
感想
本多勝一のジャーナリズム論集。類書としては3冊目の文庫化らしい。相変わらずの論調、「貧困なる精神」でお馴染みの評論が多いため、私自身にとっての目新しさというものはないが、彼の最近の主張を整理する上では便利であった。
抄録
10-11(cp)/316
冒頭の部分であるが、彼の最近の「マスコミ観」はほぼここに集約されているといってよいだろう。というわけで早速コピーしておく。316ではナメられる記者クラブの実例が。
13-16 要約
ホンカツ流の論文の読み方について。順序として次のものが挙げられている。虚装をはぎとる・・・事実関係の確認(66)・・・論理に整合性はあるか・・・その言論が誰に歓迎されるか。
cf.19-21/174
ニセモノを見抜くための極論的見方(詳細は20以降)。知識は論理と関係ない/論理とは事実の選択・整理である/知識は事実ではない。ニセモノには常に言行の不一致が付いてまわる。cf.163
33/35-40(cp)
33は語学力が必ずしもよいジャーナリストの必須条件ではないという主旨の箇所で、35以降はよりジャーナリストに求められる資質としての「取材力」ということを主張している。極論的ではあるが筋は通っている。
46/195-196(cp)
元身内「朝日新聞」の内実に対する批判。本書全体から見ると「個性的な記事がなくなり、報道産業化している点」を最も繰り返し説明している。195-196ではこれらを箇条書きされている。cf.97
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